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三重の仏像―カミの国のホトケたち―

三重県は、かつて都のあった奈良や京都から比較的近く、県内には多くの優れた仏像が伝えられています。
仏像は中央から移されたものも多くあり、一方地元で制作されたと考えられる仏像も、おおむね都風の正統な作風を示しています。
近年、『三重県史』をはじめとする自治体史の編さんや、県内市町の教育委員会等が実施した悉皆調査などによって、新たに重要な作例が見つかるなどしています。
こうした成果を踏まえて、三重の仏像の魅力を紹介します。

講師 滝川 和也(三重県総合博物館学芸員)

日時

7月8日(水)   13:30~15:00

参加費

会員 900円   ビジター 1,400円

定員

30名

場所

五十鈴塾右王舎

三重県の街道は古代から全て伊勢神宮に通じています。
いわば伊勢の国全体がお伊勢さんのおかげをこうむっていたようなわけで、そんなところでは仏様もさぞかし肩身が狭いのではと思いますが近年の調査で、すごい仏像があちらこちらのお寺で祀られていることが分かってきました。
仏教が伝わったのは1500年前、以来日本人は神様と仏様との共存をはかり、村々には必ず神社とお寺がありました。
極楽往生を願い、御本尊はできるだけ立派なものをと願うのは人情。
国宝こそありませんが重要文化財に指定されている仏像は65、奈良や京都には及びませんが他県と比べても多い方です。
お寺や仏像が好きな女性を仏女といってちょっとした社会現象になっています。
遠くに行かなくても県内で拝見できる仏様、どこにどんな仏様がいらっしゃるのか、博物館で「三重の仏像」展を手掛けられた滝川先生にお伺いします。