イベント案内・お知らせ

漢字の旅「疒・疾・病・疫と黄帝内経」~高先生に学ぶ漢字は面白い~

講師 高 潤生
(書道篆刻家・現代印作作家)

漢字はいつどのようにして生まれたのでしょう。
今、残っている一番古い漢字は「甲骨文字」。
亀の甲羅や動物の骨に刻まれた漢字です。
これは占いの結果を記録するために使われました。

漢字は仮名やローマ字と違って一字一字が意味や由来をもっているのです。
私たちが日頃使っている漢字にどんな意味があるのか、違った角度から見直してみると漢字の面白さ、楽しさが見えてきます。

日時  2020年7月14日 (火)   13:30~15:00

今回、注目する漢字は、「疒・疾・病・疫と黄帝内経」。
左図…「疾」甲骨文

最古の医学書『黄帝内経』に人生百年に生きる知恵があふれています。

病気のことを示す「疒・疾・病・疫」の漢字をたどりながら、健康に生きる術を『黄帝内経』から学びましょう。

それから、甲骨文字「去疾」(やまいを取り除く)と小篆「治未病」(未病を治す。黄帝内経語)の書き方をお教えます。

黄帝内経」(こうていだいけい)とは

前漢代に編纂され、『鍼経』と『素問』の合計18巻と伝えられています。

その内容は散逸して一旦は失われましたが、762年唐の時代に王冰の表した『素問』と『霊枢』が伝えられています。

現代の研究では『鍼経』もしくは『九霊』は『霊枢』(9巻)のことであるとされています。

ただしこの9巻本も散逸してしまって残っていません。

現在は1155年に南宋の史崧が霊枢を新たに校訂し、24巻81篇として編纂したものが元になっています。

『素問』が理論的であるのに対し、『霊枢』はより実践的に記述されています。

『素問』の内容は医学にかぎらず、易学、天候学、星座学、気学、薬学、運命学と広くさまざまな分野に及んでいます。

『内経』の原本は残っておらず、さまざまな写本が存在します。

日本では京都の仁和寺に、日本最古の『黄帝内経太素』の写本が所蔵されています。

『太素』(たいそ)は7世紀ころの写本で、唐代の楊上善が、『素問』と『霊枢』を合わせて編纂したものです。

『黄帝内経』18巻のうち、1部にあたる9巻を『鍼経』と呼び、2部の9巻を『素問』と呼びます。

『鍼経』は経脈、経穴、刺鍼、また営衛、気血など系統的で詳細に説明されています。

『素問』は、古くは紀元前202年の前漢代の頃から編纂され始めたと考えられています。

『霊枢』は『素問』より新しい時代のもので、20年から200年ころ編纂されました。

『素問』より前に『鍼経』が編纂され、それが後に『霊枢』に引き継がれたと考えられていて、理論よりも診断・治療・針灸術など臨床医学に重点を置いています。

※Wikipediaより引用しました。

参加費   会員 850円  ビジター 1,350円

場所   五十鈴塾右王舎

定員   30名