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樽見鉄道で行く西国三十三所終点の地・谷汲山華厳寺

6人に1人は伊勢参りをした江戸時代、日数も費用もかけて一生に一度の旅に出たのでついでに様々な所に行こうと思った人々は多く、西からの人は善光寺や江戸にまで足を伸ばしました。

東からの旅人は、遠くは安芸の宮島、讃岐の金毘羅さんなんてのもありましたが、京大阪が多かったようです。

なかでも定番は熊野街道から紀州に入り、関西を巡って岐阜に出る西国三十三所巡礼。

熊野の青岸渡寺から大阪、京、播磨、近江と回って最後が美濃の谷汲山華厳寺でした。

創建はなんと1200年前の古刹、紅葉と桜が美しく山門や本堂が見事なお寺です。

門前町には名物の田楽やお団子を焼くにおいが食欲を誘い江戸の昔にタイムトリップしたようです。

三重県からは交通の便がいささかよくなくて訪れる機会があまりありませんが、鉄ちゃん歴40年の浅野目さんと一緒に、JR、樽見鉄道、バスなど楽しみながら乗り継いで、のんびり行きましょう。

(歩きやすい服装で飲み物、おやつなどお持ちください)

講師 浅野目 政夫(暮らしの達人・鉄ちゃん歴40年)

日時  2019年 12月 14日(土)   7:35~17:11

五十鈴塾での野外講座では、岐阜のお寺はあまり馴染みがないのですが、この華厳寺は三重県の近くとはいえど、公共交通機関で行こうと思うと、とても時間がかかります。

JRで名古屋まで、そこから大垣までJR、それから樽見鉄道に乗ってバスに乗り継ぎます。

しかし時間をかけて行く価値は充分あります。

なんせ江戸時代に最も人気のあった西国三十三所巡礼の最後のお寺なのです。

見事な木造の仁王門に巨大な提灯が吊るされた本堂、満願堂、笈摺堂などがあり、それぞれに現在、過去、未来を意味する三種の御朱印があります。

御本尊は十一面観音で秘仏。

参道には食べ物店や名物を売る店が並び、昔ながらの門前町の風情がたっぷりです。

江戸時代を偲んで、みなさんでワイワイとお参りしましょう。

「華厳寺」1200年の歴史を誇る「巡礼の終着駅」西国三十三番満願霊場

「たにぐみさん」の愛称で親しまれる華厳寺は、延暦17年(798)に創建され、正式には「谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)」といい、その山号と寺号は醍醐天皇より賜りました。

その後は朱雀天皇より鎮護国家の道場として勅願寺に定められ、花山法皇、後白河法皇を始めとする歴代の皇室、朝廷からも帰依厚く、いにしえより観音信仰の霊験あらたかな名刹寺院として1200年余の歴史を誇ります。

また日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺として知られ、春には桜、秋には紅葉の名所として賑わいをみせます。

樽見鉄道

岐阜県大垣市から本巣市根尾までを走るローカル鉄道です。

昭和31年に国鉄樽見線が大垣駅-谷汲口駅間を走りはじめ、昭和33年には美濃神海駅までが開通しました。しかし昭和59年、この国鉄樽見線が廃線となることが決まります。

その後、この路線の存続を望むたくさんの人々の暖かい応援のもと、第三セクターとして「樽見鉄道」が誕生したのです。さらに、地域のみなさんの願いよって路線は延長工事が進められ、平成元年、ついに樽見駅までの全線が開通しました。

大垣駅から樽見駅までの全長34.5kmには19の駅があり、商業施設や住宅が立ち並ぶまちの景色にはじまり、のどかな田んぼや畑、青く澄みわたる根尾川を見下ろす緑ゆたかな渓谷まで、車窓からはさまざまな景色が眺められます。また、春の桜や夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節のうつり変わりも楽しむことができます。

参加費   会員 8,000円  ビジター 9,000円

(旅費、保険料含む)

定員   15名限定

集合場所   7:35に伊勢市駅JR側集合