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「『日本』に出会う」シリーズ七回 倭姫命ご巡幸の足跡を訪ねて

日本各地から地方色が失われています。

そして、季節の風情や味覚までも。

つまり、日本文化を構成する多様性が失われつつあるのです。

何をもって「日本らしさ」かというのも議論がわかれるところですが、五十鈴塾が注目する「日本らしさ」に神崎塾長と出会いに行ってみたいと思います。

回数を重ねると、次代に繋げなければならない何かが見えてくることを期待して、歩いて・見て・話しあってみましょう。

講師 神崎 宣武

(五十鈴塾塾長・民俗学者・旅の文化研究所所長・文化庁文化審議専門委員)

日時   2018年5月30日(水) 8:30~17:30

「倭姫命のご巡幸の足跡を訪ねて」④~桑名・亀山・津編~

伊勢神宮の神様は天照大御神、この地にご鎮座になったのは今から2000年ほど前のことになります。
元々は大和の国で朝廷の中で祀られていました。

ところが第10代崇神天皇の御代になって天変地異が頻発に起こり、凶作が続き、民は困窮し、故郷を捨てるものが続出しました。
天皇は治政になにか問題があるのではと占わせたところ、皇居の中で天照大御神をお祀りするのは恐れ多いとの託宣で、豊鋤入姫命が御鎮座の場所を求めて、紀伊国・吉備国・丹波国などを御巡行されましたが、いずれも短期の御鎮座で、結局大和に戻られました。

その後を、第11代垂仁天皇の皇女、倭姫が引き継がれ、今度は東の方に向かわれました。
天照大御神を伊勢にお連れし、30年余りの歳月をかけて各地を巡幸された倭姫命。

その足跡を神崎塾長とご一緒にいろいろなお話を伺いながらゆっくりと辿ってみたいと思います。

一回目の講座では、大神神社、檜原神社、阿紀神社、篠畑神社を巡りました。

二回目は伊賀に入り、名張に残るご鎮座跡、宇留冨志禰神社・蛭子神社、神戸神社・都美恵神社、垂水頓宮跡・若宮神社を巡りました。

三回目は少し足を伸ばして米原の坂田神明宮、岐阜県の天神神社、愛知県の酒見神社と巡りました。


さて今回、倭姫命の旅もいよいよ伊勢の国に入りました。

野代宮(のしろのみや)、桑名市多度町にある野志里神社と言われています。ここに4年お留まりになりました。

この後、私たちは多度大社に立ち寄ります。
神体山と仰ぐ多度町の麓に御鎮座する非常に古いお宮で雄略天皇の御代に造営されたともいわれています。
江戸時代には桑名藩の庇護を受け、「お伊勢参らば お多度もかけよ」と唄われたほどに隆盛を極めました。
なかなかに由緒ある大きなお宮です。

昼食は多度名物の鯉料理を召し上がっていただきます。

午後は亀山の奈具波志忍山宮(なぐわしおしやまのみや)忍山神社、津市の藤方 片樋宮(かたひのみや)加良比乃神社を訪ねます。

野志里(のじり)神社(桑名市)-多度大社―忍山(おしやま)神社(亀山市)-加良比乃(かたひの)神社(津市)

伊勢神宮に御鎮座されるまでの倭姫命の足跡を数回の講座に分けて企画いたします。

皇女たちの運命を追いましょう。

(歩きやすい服装でご参加ください)

前日、29日の神崎先生の夜講座「水に流す日本人」も、とても興味深いお話が伺えます。
ぜひご参加ください!

参加費   会員9,000円 ビジター 10,000円

(バス代・食事代・保険料含む)

定員   18名限定(最少催行人数15名)

集合場所   8:25に「五十鈴川駅」集合