イベント案内・お知らせ

神崎塾長講座「絵巻物を読む」

講師 神崎宣武

(五十鈴塾塾長・民俗学者・神崎研究室室長)

日時  2021年8月18日(水) 18:30~20:00

中世には、おもに寺社の縁起を説く絵巻物がたくさん描かれています

しばしば、その美術史的な評価がなされてきました

しかし、そこに描かれた庶民の暮らしに注目して生活史的な解析はほとんどなされておりません。

たとえば、「食事」や「おじぎ」や「信仰」など

それらには、日本文化の祖型といってもよいものも少なくありません

「絵は文ほどにものをいう」のです。


絵巻物とは、物語や寺社の縁起などを巻物に描いたもので、多くは着色され、現代のわれわれにとても面白く見られます。

普通は美術的価値のみで論じられますが、神崎先生はここに描かれている庶民の暮らしに注目されています。

高貴な人物の服装ばかりではなく、道端の庶民の来ているもの、あばら家のような家々、売っていたり調理をしている食べ物、武器や武具、調度品などなど。

有名な伴大納言絵巻を例にとってみますと、子供の喧嘩に親が出るシーンがあり、昔も今も無茶な親はいるものだと嘆かわしく思います。

また庶民の表情なども画一的ではなく、「今でもいるよなぁこんな人」という人物がわんさと出てきます。

アニメの世界にひたった気分なのです。

神崎塾長の案内で、しばし昔にタイムスリップしてみましょう。

参加費 会員 1,150円  ビジター 1,650円

定員  20名

場所  五十鈴塾右王舎