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神崎塾長講座「水に流す日本人」

講師 神崎宣武

(五十鈴塾塾長・民俗学者・文化審議会専門委員・旅の文化研究所所長)

日時  2018年5月29日(火) 18:30~20:00

山紫水明、自然の風景が美しいことを表した言葉です。

山に降った雨が海に出るまで大体2日くらい、川の流れはとても早いのです。

一方大陸では川はゆったりと多くの国を経由して流れます。

人の考え方や暮らしは水環境に大きく左右されてきました。

「水に流す」という言葉ほど日本人的なものはないように思われます。

禊に代表されるように、すべての悪は水に流してしまえばなくなってしまい、何事もなく過ごせるという考え方は周りがすべて海であるからできることでしょう。

これで良いのか悪いのかは議論が分れるところですが、少なくとも神代の時代から2000年この考え方でやってきました。

人間にとってなくてはならない”水の民俗”についてのお話です。

水道水が飲める国は地球上で二十ヶ国足らずらしいです。

ただしこれは日本人の御腹が基準です。

山国の日本では山に降った水があっという間に海に注ぎこまれるので水は清らかに澄んでいます。

「三尺流れれば水清し」に言い表されてきたように全て水が解決するとお気楽に考えがちです。

しかし、世界の情勢を見てみると、今後はそうもゆかないようです。

今までの戦争の原因はエネルギーでしたが、未来は水戦争になるともいわれています。

神崎先生のお話しを伺ってこれから水にどう向かい合えばいいかを探ってみましょう。

参加費 会員 1,100円  ビジター 1,600円

定員  30名

場所  五十鈴塾右王舎