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「松楓香」を楽しむ

「立田山 みねの錦も なかたえぬ 松を残して そむる紅葉は」

東先生のお香の講座は、気品を尊びながらも堅苦しく構えず、サロン的な雰囲気の中で優雅な時を感じていただくことをいつも大切にしておられます。

古の日本に思いを馳せつつ、香木と静かに向き合う時間は神秘的でとても贅沢なひとときです。

今回は4種類の香木の香りで色とりどりの美しい紅葉を楽しんでみましょう。

初めての方もお気軽にご参加ください。

講師 東 堯霞(香道御家流三條西宗家直門師範)

日時   11月9日(金) 18:30~20:30   ※こちらの講座は満席となりました

参加費   会員 5,150円 ビジター 5,650円

(香筵料・食事・お茶・お菓子代含む)

場所   五十鈴塾右王舎

定員   25名限定

五十鈴塾では、日本全国、そして海外へも日本の素晴らしい文化に触れていただこうと、忙しい毎日を送っておられる御家流の三條西家直門師範である東先生をお招きして、三ヶ月から半年に一度くらいの日程でお香の講座を
開講しています。
全く経験がないけど、ちょっと覗いてみたいと思われる方にも、日本独自の香りの文化を気軽に体験していただきたいとおっしゃる東先生の意向にそって行われます。
和歌が詠めなければダメ?作法を知っていなくてはダメ?全くそんなことはありませんのでご安心を。
回ってきた香炉に精神を集中させ深い香りを聞きあてる、たったそれだけのことです。
けれども不思議と、平安の貴族の高貴で雅な世界の一端に触れたような気持ちになりますよ。

今回は「松楓香」
松楓香の「証歌」

「立田山 みねの錦も なかたえぬ 松を残して そむる紅葉は」

この和歌に合わせたお香が「松楓香」です。すなわち「松楓香」の証歌になります。
和歌や文学を主題にした世界を鑑賞し、香りで春夏秋冬を感じることができるのが香道なのです。

組香とは

さまざまな香木を和歌や物語の主題(証歌や源氏物語など)によって組み、香を聞き当てる遊びをいいます。
遊び方としては、まず香元になる人(塾では東先生)が香木を小さく刻み、その一片ずつをひとつひとつ香包に包みます。
その香炉が参加者にまわされて、一同が薫りを聞きます。
(香道では香木を嗅ぎ分けることを聞く」という)
そして銘々に答えを用紙に記入して提出します。
最後に香元が、実際にたいた順序に香の銘を読みあげます。
各自のメモと比較して各人のその日の成績がきまります。
お香を聞くマナーは東先生がやさしく教えてくださいますが、香の薫りそのものを陶然として楽しむのが大事で、作法はいわばこういうものかと理解すればいいだけのこと。
そして滅多に「聞く」ことのできない高価な香木の香りは、一休禅師がお香の効用を讃え記した「香十徳」にもあるように、体にとても良いのです。
ですからお作法を知らないことを遠慮したり、香の種類や香銘を知らないことを恥ずかしがったり
しないで、一度参加してみてください。

騒々しい昨今、ひとときの静寂の中、良い香りに包まれることは心の安らぎになります。
リラクゼーションのつもりで、雅な香遊びを体感しましょう。
ぜひお気軽に参加してくださいね。