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春の星見と惑星の共演

講師   野田 学(名古屋市科学館学芸課天文主幹)

日時 5月22日(火) 18:30~20:30

これから夏にかけて惑星が見頃になってきます。

5月下旬の宵空では、西に宵の明星の金星、東には木星が見えています。

(左画…宵の明星)

金星は地球のひとつ内側を回る惑星です。

今年の1月に地球から見て太陽と同じ方向に並びました(外合)。

その後、図の反時計回りに移動し、地球に近づきながら太陽の方向からずれて来ています。

(右画…金星の公転周期と地球と金星の会合周期)

よって、太陽が沈んだあとの西の空に「宵の明星」として見えるようになっているのです。

10月25日に再び太陽と同じ方向になる(内合)頃まで、一番星として宵の空に見え続けます。

木星は太陽系最大の惑星で、金星に次ぐマイナス2等を超える明るさを誇っています。

(左画…西に金星、東に木星)

この明るい二惑星が5月上旬の8時頃には西と東に同時に見えるようになります。

南の空には、ほぼ黄道上にある一等星のしし座のレグルス、おとめ座のスピカも見えているので、「金星−レグルス−スピカ−木星」とつなぐと、太陽の通り道である黄道をイメージすることが出来ます。

火星は7月31日に15年ぶりの大接近を迎えるので、これからどんどん明るさを増していきます。

大接近の前後では、内側を回る地球が外側を回る火星を追い越します。

(右画…火星の順行と逆行)

その際に、星空の中での火星の動き(通常は西から東で「順行」)が逆向き(東から西向きの「逆行」)になります。

今回は6月28日から8月28日が逆行の期間で、地球が外惑星を追い越す時ならではの面白い動きです。

(左画…プラネタリウムで再現した2018年の火星の動き)

こうして次から次へと見頃を迎える惑星たちの、望遠鏡を必要としない楽しみ方をお話します。

画像提供 名古屋市科学館

参加費  会員 1,100円  ビジター 1,600円(お菓子付き)

(この講座のお菓子は五十鈴茶屋の協力をえて、講座に合わせた和菓子を作っていただいています…右画「オーロラ」イメージ)

場所 ・定員  五十鈴塾右王舎   定員 30名