イベント案内・お知らせ

蕭白も見た朝田寺のじぞうさん

曾我蕭白は江戸時代中期の絵師です。水墨画の高い技術を持ち、強烈な画風で近年評価が高まっています。
蕭白は伊勢国に2度滞在し、各地の寺などで寄宿しながら絵を残しています。
残念ながらその多くは現存していませんが、唯一松阪の朝田寺には、国指定になっている唐獅子図、板戸に描かれた絵、市の文化財指定の唐人物図など10余りの絵が残っています。
朝田寺は空海の作と伝わる国の重要文化財の地蔵菩薩が本尊で、平安時代から続く由緒あるお寺です。
地蔵菩薩は釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを、釈迦からゆだねられたとされる仏様で大きな慈悲で人々を救うそうです。
榎本住職の穏やかな語り口で蕭白とお地蔵さんのお話を伺います。

講師 榎本 義譲(光福山朝田寺住職)

日時

7月12日(月)   13:30~15:00

参加費

会員 850円    ビジター 1,350円

定員

20名

集合場所

五十鈴塾右王舎

伊勢地方では、「朝田(あさだ)の地蔵さん」と呼び親しまれいている光福山朝田寺(こうふくざんちょうでんじ)。
ここは、初夏に咲く牡丹の花でも有名なお寺ですが、今回の講座では榎本住職より絵師・曽我蕭白(そがしょうはく)と地蔵菩薩のお話しをお聞きします。
蕭白は京都の商家に生まれたといわれ、作風も生き方も当時としては奇想天外・異端だったようです。
朝田寺に伝わる屏風絵や板絵を通じて、蕭白が生きた時代や人物像を知ることができます。

また朝田寺には、葬儀がすむと故人の衣類を本堂の天井にかけて地蔵菩薩に冥福を祈る宗派を超えた風習があります。
仏の教えでは、故人は死後7日ごとの裁きを受けながら死出の旅路にでると言われおり、閻魔王の裁きを受ける日に弁護に立つのがお地蔵さまなのだそう。
朝田寺の地蔵菩薩の歴史を聞きながら、お地蔵さまという身近な仏の役割について知識を深めましょう。