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旬を食す~斎王さんの食事~  

和食について学びながら相可高校生による食を体験する恒例の講座、今回は格調高く斎王さんの食事に挑戦です。
斎王とは天皇の御杖代(名代)として天照大御神に仕えるために、はるばる都から赴かれた皇女または女王です。7世紀後半、天武天皇の皇女であった大来皇女から始まり660年続き、60人以上の姫君たちが今の明和町に住まわれました。
斎王の主たる任務は三節祭という伊勢神宮の最も重要なお祭りに伊勢市の神宮におもむき、御奉仕をされることです。平素は斎宮寮とよばれる大きな建物の中で和歌を詠んだり、楽器を奏したりして優雅にお暮しになっていたそうですが、お食事は一体何を召し上っていたのでしょうか?少なくとも伊勢は海が目の前ですし、櫛田川はそばを流れているし、米や野菜、果物も豊富、とっても材料に恵まれたところで相当グルメな食生活だったのではないかと推察できます。
なんにもない都より数段勝っていたのではないでしょうか?次から次へと想像が広がる斎王さんの食事についてのお話と試食の講座です。

講師 村林 新吾(相可高校食物調理科専門調理師教諭)

日時

11月 15日(日)       11:00~13:30

参加費

会員 3,500円       ビジター 4,000円(食事代含む)

定員

20名限定

場所

五十鈴塾左王舎

相可高校の村林先生と生徒の皆さんによる料理を楽しむ恒例の企画です。今回はちょっと変わったところで、斎王さんが召し上がったかもしれないお食事に挑戦するそうです。斎宮歴史博物館で再現した食事によると、食材としては肉類を除けば(鴨や雉などの鳥類は有り)今とあまり変わらないようです。穀物や野菜、果物は品種改良が進んでいるので、今のほうが断然美味しいのですが、魚介などは昔の方が美味しかったのではないでしょうか。
調理法は生もの、煮物、焼き物、揚げ物、汁物、発酵食品など今とあまり変わりませんでした。ただ味付けはほとんどしなかったようで、食する際に鰯の汁、辛子、塩、醤、味醤、堅魚の煎汁、米や小麦の汁を煮たてて作った甘み、酢などの調味料をつけました。盛り付け方がいささか違って、端的にいうと昔の中国、韓国風です。