イベント案内・お知らせ

「漢方」の不思議な世界2

漢方薬には、腫れや痛みをとったり、血流を良くしたり、婦人科や皮膚科の症状・加齢による症状を改善したり、ストレスを緩和して不眠を解消したりする処方があり、その多彩さに驚かされます。
自然な成分の生薬(動植物や鉱物)をいくつか組み合わせる漢方は、なぜ効くのでしょうか。それぞれの生薬の、個性的で不思議な働き方を紹介します。
東洋医学では、症状は体からの「SOS」と捉え、原因となる体質や五臓六腑での偏りを改善して直します。この「SOS」に早く気づいて対応すれば、関連する症状が深まらずに乗り越えることができます.
早めに体のサインに気づけるようなお話をお伺いします。「漢方の不思議な世界」。健やかに過ごすための参考にしましょう。
※当日はアンチエイジングに効き目のある亀の甲羅や鹿の角、朝鮮人参を配合した食品の試飲をしていただきます。

講師 栗田 淳子(漢方薬局ユクル 薬剤師)

日時

2月19日(水)              13:30~15:00

参加費

会員 1,100円           ビジター 1,600円(食品の試飲付き)

定員

20名

集合

五十鈴塾右王舎

西洋医学の薬は「炎症を抑える」、「菌などを殺す」、「不要なものを排出させる」など、悪い部分を徹底的に治すことが得意です。
しかし、その反面原因がはっきりしない身体の不調は打つ手がないというデメリットがあります。治療効果が強い分、副作用も強く現れ、反対に身体を傷めつけてしまう場合もあります。
一方、東洋医学は局所の治療ではなく、「体や心のバランスの乱れが病気を引き起こしている」と考え、バランスを整える治療で症状を改善します。
「個々の弱い部分」を補って身体を守り、丈夫にしていくというアプローチが漢方の特徴です。
こうした特徴をよく表しているのが、「虚・実」という漢方特有の体質の分け方です。
「虚証」は文字通り病後で体力が低下した状態や虚弱体質のこと。一方「実証」は体力が充実した状態の人を指します。虚証よりも実証のほうがいい印象を受けるかもしれませんが、実は実証の場合は身体に不要なものまでためこんでおり、虚証とは別の意味でバランスを崩しています。
漢方が理想とするのは「中庸(=中間)」。弱いものに働きかけて補い、強すぎるものは抑えて中庸に持っていく。
ちょうど真ん中がいい――というのが漢方の考え方です。