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怪談の発生

江戸時代に出版された『御伽婢子』(1666)という本があります。なかには、一読して奇妙で、背筋の寒くなるような話がたくさん収められれています。
中国のお話を翻案した「牡丹灯籠」などはよく知られたものの一つでしょう。いまでは文庫本でも読めます。
怪談は昔から日本の夏の風物詩のようになっていました。いまでも怪談語りをする俳優さんがテレビに出てきたり、そうしたドラマが作られたりもします。
もっとも有名作家の百物語集や、怖い都市伝説を集めたという文庫本などは、季節に関わりなく書店の棚をにぎわしてはいますが、怖い話をお好きな方が多いのでしょう。
そうした怪談がどのように成立してくるのか、その歴史を追いかけてみます。中世の軍記物語である『太平記』などにも、すでに定型化された怪談が登場します。
夏の百物語怪談会と思って聞いてください。

講師 西山 克(京都教育大学名誉教授)

日時

7月 30日(火)                   13:30~15:00

参加費

会員1,100円     ビジター 1,600円

定員

30名

場所

五十鈴塾右王舎

怪談とは、「化け物・幽霊などの出てくる気味の悪い話。不思議な話。あやしい話。気味が悪く、恐ろしい話」と言われています。
代表的な四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠の三話は「日本三大怪談」に数えられることが多いです。
近年では冬の時期に作品発表が行われるケースもありますが、やはり夏の風物詩として、ひんやりした気分にさせてくれる怪談。しかし、怪談ができるということは、元になるような出来事があったはずです。
そんな怪談の歴史を西山先生にお伺いしましょう。怪談のまた違った一面が知れるかもしれませんよ。