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忍者とは何か

この講座では史実の忍者の実像についてお話ししたいと思います。
現代人にとっての忍者のイメージは、フィクションの忍者によってつくられたもので、史実の忍者とは、だいぶかけ離れています。史実の忍者は、伊賀・甲賀地域含めた全国の地域にみられ、軍記物・日記・由緒書など、さまざまな史料に登場します。
「忍び」「乱波」「素波」「奪口」「草」などと呼ばれていました。一言でいえば、「忍び」という特殊任務についていた足軽・下級武士です。身分がひくいとはいえ、彼らの活動が、戦争の勝敗を決めることさえありました。
フィクションの忍者とは異なる魅力を感じてくだされば、と思います。

講師  高尾 善希(三重大学国際忍者研究センター准教授)

日時

8月 25日(火)     13:30~15:00

参加費

会員 900円     ビジター 1,400円

定員

30名

場所

五十鈴塾右王舎

忍者は今や世界中に知られた存在、ハリウッド映画にも登場し、黒装束で手裏剣を持った姿で現れますが、いかにも忍者でございといった格好で忍びができるわけもなく、これは江戸時代の芝居に登場する姿が広まったのです。
大体において諜報活動が主なので、職人や農民など普通の格好で情報を収集したのです。
忍者は甲賀と伊賀がありますが、かなり違いがあったようです。甲賀は依頼主を特定していたのに対して伊賀はどこの依頼も受け、時として敵味方に分れてしまうこともあったそうです。
甲賀は信長とも関係がありましたが、伊賀は信長とは険悪で、天正伊賀の乱で全滅状態になりました。しかし、しぶとく生き残った一派が本能寺の変の際に徳川家康を助け後に伊賀忍者は江戸幕府御用達となりました。
そんな忍者の実像に迫ります。