イベント案内・お知らせ

藤堂藩の伊賀者について

藤堂藩は伊勢国や伊賀国などを支配する32万石の大名家です。
なかでも藤堂藩が伊賀国一国すべてを支配していることが注目されます。
その伊賀国は、近江国甲賀郡とならび、優秀な忍者を輩出する地域として著名です。
私が勤務する三重大学国際忍者研究センターでは、伊賀国の藤堂藩に仕える伊賀者の家史料を研究しています。
この講義では、その成果の一端をご紹介したいと思います。
(コロナの感染状況によってはリモート講座を予定しております。)

講師  高尾 善希(三重大学国際忍者研究センター准教授)

日時

1月 29日(金)     13:30~15:00 ※こちらの講座は中止となりました

参加費

会員 900円     ビジター 1,400円

定員

20名

場所

五十鈴塾右王舎

徳川の世になって戦乱がおさまると、伊賀国の忍者は藤堂家に統治されるようになり、無足という農兵に組みこまれていきました。
普段は農業に従事し、有事には兵として勤めるという身分で扶持米はなく、帯刀は許されていました。
あの松尾芭蕉も無足人の次男として生まれたといわれています。
一方伊賀組同心として、幕府に抱えられた者は、江戸城の警護や護衛などをしていました。
しかし太平の世が続くと、次第に活躍の場はなくなり、暮らしのために現在の新宿百人町にあった鉄砲百人組の伊賀者は、ツツジの栽培をはじめ、これが大当たり、江戸の名物にもなったそうです。
千駄ヶ谷の伊賀者は、鈴虫の繁殖を内職としてしたそうです。変われば変わるものですね。