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伊勢湾の底にいる生物

三重県人ならば潮干狩りという言葉は御存じですよね。
遠浅の伊勢湾は昔から潮干狩りの名所が多く、干潟に出かけて小さなクマデで砂を掘っているとアサリやハマグリなどのお目当ての貝だけではなく変な生物がいろいろとでてきます。
海の底には食べられる貝以外の二枚貝や巻貝,カニやヤドカリ、ゴカイ、ヒトデ、ハゼなど多彩な生物が棲んでいます。
このように海の底にすむ生き物をまとめて底生生物(ベントス)と呼びます。海の生態系は環境と生物、生物どうしが密接につながり保たれています。
ところが近年、伊勢湾の底生生物には大きな変化が表れてきています。
人はどのように伊勢湾の環境を変え、底生生物はどのように変化しているのでしょうか。
伊勢神宮のご祭神天照大御神が「常世の波が幾重にも帰する国である、ここにいようと思う」とおっしゃった伊勢の海、大切に守るためにも海の底にいる生物の変化を知る講座です。

講師 木村 妙子(三重大学大学院生物資源学研究科教授)

日時

2021年3月19日(金)   13:30~15:00

参加費

会員900円     ビジター 1,400円

定員

20名

場所

五十鈴塾右王舎

海の底ってどんな具合なのか知らないのが普通です。がしかしアサリ、ハマグリ、カニとなると俄然興味がわいてきますよね。
日本人はカニ好き、貝好き、ナマコ好き。ナマコって 種類によりますが、海底にゴロンと横たわって身も蓋もない様子。
もちろん伊勢湾にもいるのですが、その生物たちが今、危機に瀕しています。
温暖化の影響、海洋汚染など複数の原因が重なってどんどん減っているのです。
その昔、阿漕の海で、足で砂を掘っていたら、あのバカガイがざくざくでてきました。
田舎者なので当時はアオヤギなんて高価なモノとは知らず、砂を吐かせるのが大変だったので全部海にかえしていました。
マテ貝という面白い貝もいて楽しい思い出です。こんな遊び子供や孫にも味わってもらいたいものです。それには海の底の生物のことをもっと知ることが一番です。