イベント案内・お知らせ

三重の桜を元気に

鈴鹿市にある子安観音の「不断桜」、国指定天然記念物で10月下旬から4月上旬まで花をつけます。
その元をたどるとなんと天平年間に溯るそうです。
さすがにその時の木ではありませんが、江戸時代の伊勢参宮名所図会にも載っているほど有名な桜です。
この桜、近頃樹勢が衰えて来たので、樹木医である中村さんが手当をして回復に向かっています。
伊勢市で有名なのは宮川堤の桜、これも最近勢いが無くなって心配されています。
外宮近くの旧豊宮崎文庫の庭のお屋根桜、昭和3年に山桜の新種に認定されたものですが、これもいささか心配な状態、津市の三多気の桜などの現状などについてもお話しいただきます。
更にもうひとつ、紀伊半島南部に新種かもしれない山桜が発見されていることも紹介していただきます。

講師 中村 昌幸(一般社団法人日本樹木医会三重県支部樹木医)

日時

3月29日(木)   13:30~15:00

参加費

会員 800円   ビジター 1,300円

定員

30名

場所

五十鈴塾右王舎

三重県の桜と言えば伊勢市の宮川が真っ先に浮かびますが、最近いささか樹勢が衰えてきたような…という声が聞こえます。堤の桜はほとんどがソメイヨシノで70年から80年前に植えられたものです。当時は木が小さかったのでかなり密植をされたと思われます。
染井吉野(ソメイヨシノ)は江戸彼岸桜と大島桜のクローンなのでどの木も同じ遺伝子を持っています。その場合、ある程度までは他の木も自分自身であると勘違いし、枝を取り込みながら大きくなっていきます。程度を越えてしまうと、日照不足で枯れ始め、かなりな速度で衰退してゆくそうです。更に「てんぐ巣病」という枝が異常に密植する病に侵されやすく放置すると枯れてしまい、花見で踏みつけられるのも枯れる原因のひとつとされています。
日本の桜百選にも選ばれた宮川の桜をどうやって再生するのでしょうか。他にも外宮近くのオヤネザクラ、白子の不断桜、三多気の桜などの再生と現状などについてもお聞きします。
もうひとつ、紀伊半島でこれまで知られていなかった桜が発見されたいきさつについても伺います。
春の楽しみであり、日本人が大好きな桜のお話を聞きに来ませんか?