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御食つ国 かつお節

まるで古木のように枯れて堅いかつお節、いまや世界的になった和食にかかせないお出汁。
その歴史は1500年の昔にまでさかのぼれるほど、日本人と長いお付き合いの調味料です。
お祝いごとの引き出物には必ずつかわれたかつお節、飛鳥時代には干しカツオが朝廷に献納され、その中に志摩のものも含まれていました。江戸時代には、上物のかつお節として紀州、伊勢、志摩の節、土佐節、薩摩節があげられるほど、この地方のかつお節は有名だったのです。波切節はその中でも特別だったそうです。
材料のカツオのこと、カツオ節の歴史や製法、うま味のでる出汁の神髄を伺います。
そして、何と実際にも味見をということで、土鍋で炊いたご飯でおかかご飯の試食も用意していただきます。
何とも贅沢なこの講座、お早目にお申し込みください。

講師 天白 幸明(かつおの天ぱく・まるてん 代表取締役)

日時

3月 27日(火)   13:30~15:00

参加費

会員 800円  ビジター 1,300円

定員

30名限定

場所

五十鈴塾右王舎

かつお節は世界一堅い食品と言われ、その堅さは水晶に匹敵するほどです。魚の字も鰹、松魚、堅魚とどれもいかにも堅そうな印象を受けます。昔は削り器で薄く削りましたが、なかなかうまく削れずに手の皮を削った痛い思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなかつお節はいつ頃から出汁として利用されていたのでしょう。
かつお自体は縄文時代から食べられていましたが、保存食としてなんらかの加工をされたものは、5世紀頃にはあったようです。飛鳥時代には朝廷に干しかつおなどが献納され、その中に志摩のものも入っています。
現在のかつお節に近いものは室町時代に作られ始め、江戸時代には熊野で燻製にする方法が考案されると、出汁として大きな位置を占めるようになりました。この時代には、なにもかも相撲番付けにすることが流行り、かつお節の番付も例外ではありませんでしたが、志摩のかつお節は行司役について別格に扱われるほどだったといいます。

日本食の普及とともに世界で注目されるようになったかつお節、手軽に使える製品もさまざまにあります。有効に利用する方法なども教えていただきながら、土鍋で炊いたご飯に削りかつおをたっぷりかけたおかか御飯も味わえる美味しい講座です。お申し込みをお待ちしております。