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日本書紀千三百年を祝して~日本書紀を巡る世界その1~

2020年は日本書紀が完成して1300年の記念の年でありました。
各地でお祝いの行事が行われるはずでしたが、新型コロナウイルスのため、多くの行事が中止や規模縮小という残念な年となってしまいました。
神話に始まり日本国の誕生から持統天皇までを記録した書物で、古事記と二つ合わせて「記紀」とも呼ばれます。古代史の基本史料であり、「六国史」と呼ばれる官撰の歴史書の第一番目でありながら、古事記より「読んだことない」と言う人が多いのもまた事実。
それには戦後の微妙な歴史観も影響しているものと思われます。
日本書紀をとりまく世界をお話ししながら、本文を読むことも少しできたらなと思っております。

講師 山中 一孝(豆腐庵山中代表取締役)

日時

5月 27日(水)          18:30~20:00

参加費

会員850円     ビジター 1,350円

定員

20名

場所

五十鈴塾右王舎

日本書紀は古事記と比較すると圧倒的に人気のない書物です。なぜなら歴代天皇の系譜や事跡などが書かれているものなので、専門家でないとあまり興味がわかないのです。

一方古事記の方は、皇位をめぐっての戦い、激しい恋や一般庶民の嘆きなど、とにかく人間臭さ満載です。
書紀はその成立自体が何時なのか、誰が編纂したのか、なぜ初期の天皇の寿命が異常に長いのか(神武天皇127歳、崇神天皇120歳、ありえます?)など謎に満ちています。
書紀を巡る様々な説や学者たちの見解をお聞きして古代日本と中国や朝鮮との関係などを推論してみましょう。