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神崎塾長講座「幽霊譚一夜」

講師 神崎宣武

(五十鈴塾塾長・民俗学者・文化審議会専門委員・旅の文化研究所所長)

日時  2018年7月26日(木) 18:30~20:00

幽霊は、妖怪とは違います。

かつて実在した人の亡霊で、見る人の幻想にすぎないとはいえ、さまざまな物語をつくってきました。

その代表的な姿が、川べりの柳の下での「うらめしやー」。

落語の牡丹燈籠も、有名です。

一般的な解釈では、幽霊が現れるのはこの世への未練や怨念があってのこと、とします。

しかし、ならば、なぜ幽霊供養が行事化していないのでしょうか。

幽霊と出会うには、よき時期がやってきました。

皆で、幽霊譚を読みといていきましょう。

幽霊の日があるのをご存知ですか?
7月26日ですが、実はこの日「うらめしや~」と、世にも恐ろしい形相で出てくる「お岩さん」をテーマにした「東海道四谷怪談」が、歌舞伎で初めて上演された日、なのだからだそうです。

あらすじは…、
不倫をした夫が、妻のお岩が邪魔になり騙して毒薬を飲ませました。
お岩は髪が抜け、形相が変わり、悶え苦しみ死んでしまうという悲惨さ。
魂魄この世に留まって恨みをはらそうと、お岩は愛人と暮らしていた夫の関係者を次々に呪い殺してしまうという物語です。

怨みを抱いてなくなった死者は化けて出てくると、江戸時代以降は信じられていたらしく、「牡丹燈籠」、「番町皿屋敷」など、江戸時代には怪談が多くできました。

西洋でもハムレットのように、父王の亡霊が「弟によって殺された」と告げるように、魂は死なずに彷徨うと信じられていたようです。

今回は夏向きに、幽霊で一夜をお過ごしください。

※神崎塾長の次の日の講座、27日は天照大御神を伊勢へお連れした倭姫の足跡を訪ねる講座「倭姫命のご巡幸の足跡を訪ねて⑤」、ぜひご参加ください。

参加費 会員 1,100円  ビジター 1,600円

定員  30名

場所  五十鈴塾右王舎