イベント案内・お知らせ

「日本に出会う」シリーズ 第十八回「神島へ行く」

日本各地から地方色が失われています。
そして、季節の風情や味覚までも。

つまり、日本文化を構成する多様性が失われつつあるのです。

何をもって「日本らしさ」かというのも議論がわかれるところですが、五十鈴塾が注目する「日本らしさ」に神崎塾長と出会いに行ってみたいと思います。

回数を重ねると、次代に繋げなければならない何かが見えてくることを期待して、歩いて・見て・話しあってみましょう。

講師 神崎 宣武

(五十鈴塾塾長・民俗学者・神崎研究室室長)

2021年8月19日(木) 7:20~12:30

「神島へ行く」

残暑が厳しいですがあの神島に行こうと企画しました。

鳥羽のマリンターミナルから30分ほど、外洋に出ますのでお天気次第では、少々揺れますがそれもまた旅情を誘います。

まず洗濯場、その昔島の人たちは山から流れ落ちるが集まる水路で洗濯をしていたその名残があります。

そこからかなり急な坂を登って八代神社へ、石段の数は214段、伊勢湾を航行する船乗りたちの崇敬を受けた神社で神宝がたくさんあります。

そこからさらに登って神島灯台へ、神島と伊良湖岬の間は三海門の一つとされる伊良湖水道で暗礁もあり、船の往来が激しいので明治43年に灯台が作られました。

今は無人灯台となっています。

今回はここまで。

残暑が厳しいのと船便が少ないので、島をすべて巡るのは次の機会にして、灯台まで行って引き返すことにいたします。

(歩きやすい服装で飲み物、おやつなどをお持ちください)

神島

神島は三重県鳥羽市に属し、鳥羽港の北東約14kmにある、漁業を中心とする島です。
神島の名が示すように、神の支配する島と信じられてきました。

三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となったことで有名となり、5回の映画化ではロケ地になりました。
映画のクライマックスシーンにも描かれた「監的哨跡」は、戦時中に旧陸軍が伊良湖から撃つ大砲の試着弾を目視して確認するための施設でした。

また、島の八代神社には、古墳時代から室町時代にわたる総数百余点の神宝が秘蔵されています。

その他にも、石灰岩が風化してできた独特の景観の「カルスト地形」があり、白い塔のようにそびえ立つカルスト地形と海の青さのコントラストが神秘的です。

また、アサギマダラや渡り鳥などの観察、釣りに訪れる人が多く、旅館・民宿はかつて合わせて10軒ほどありましたが、現在は4軒にまで減り60人程度の宿泊客に対応しています。

2006年には、愛を誓いプロポーズをするのにふさわしい観光スポットとして、長崎県のハウステンボスや岡山県の倉敷チボリ公園などとともに恋人の聖地の1つに選ばれました。

前日、18日(水)の神崎先生の夜講座「絵巻物を読む」も、とても興味深いお話が伺えます。
ぜひご参加ください!

参加費   会員3,000円 ビジター3,500円

(船賃・保険料含む)

定員   20名

集合場所   7:20に「鳥羽佐田浜港」集合