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「伊勢参宮名所図会」を読む⑮

(上図…伊勢参宮名所図会 「大湊」)

講師 岡野友彦(皇學館大学文学部長)

『伊勢参宮名所図会』とは寛政9年(1797)に刊行された伊勢参宮の案内書で、最も詳しい決定版。
岡野友彦先生のご指導のもと、『伊勢参宮名所図会』を読み解く講座も、2014年の7月から三ヶ月に一度のペースで開始し、十四回目になりました。

一回目は近江と伊勢の国境から読み始め、
二回目は坂下から関宿へ
三回目は関の追分から豊久野の銭掛松まで
ここで、ちょっと野外に出て追体験、土山~津までをバスを利用しながら江戸の参宮者気分を味わいました。
四回目の講座は桑名~白子観音まで
五回目は白子観音から阿漕浦へ
六回目は香良洲から三渡川まで。
七回目は松坂大橋から斎宮村まで

ここで、伊勢参宮名所図会遠足第二弾、桑名の渡し口~津・江戸橋まで歩いたり、バスを利用したりしながら、江戸の参宮気分を味わいました。

八回目は斎宮から中川原まで。
九回目はついに外宮参拝、清盛楠の由来や神嘗祭の様子など。
十回目は外宮参拝後のアラカルト、高宮岩窟の怪異、御田植神事、御師の館での神楽、そして小田の橋から妙見寺まで一気に読み解きました。

ここで、伊勢参宮名所図会遠足第三弾、塔世山四天王寺、恵日山観音寺、阿漕浦、香良洲神社~松阪にある「忘井」、機殿さんまで、岡野先生の解説をお聞きしながら、バスを利用して江戸の参宮気分を味わいました。

十一回目は山田から宇治への山越え、間の山・古市を越えて月讀宮から楠部村まで。
十二回目は西行谷、林崎文庫、鏡石。
(上図…「西行谷」)

十三回目は内宮境内、御贄小屋、猿田彦森、瀧祭洞、家立茶屋といった周辺名所を読みました。

(右図…内宮宮中図)

十四回目は鸚鵡石から始まり、伊雑宮・朝熊峠・金剛證寺・小朝熊社といった神宮周辺の名所を読みました。

そして、ついに最終回前の十五回目
前回積み残しにした歌占から始まり、三津・神社・大湊、そして二見を巡ります

くずし字や変体かなが読めるようになりたい人、大歓迎!と先生はおっしゃっておられます。

:roll: 難しいんじゃない? などと、考えずとりあえず挑戦してみましょう。
ほかの古文書より、少し読みやすいこと、そして身近な土地ということもあって、けっこう皆さん楽しみながら、お読みなっておられます。

いよいよ最終回前になってしまいましたが、途中からの参加希望も大丈夫、岡野先生が今までのお話もご紹介しつつ進めてくださいます。
先生の解説はとてもわかりやすく、しかも毎回新しい発見の連続ですので、知的好奇心旺盛な方々の満足感はとても大きいものがあるのです。
江戸時代の「お伊勢参り」を追体験しつつ、楽しみながら読んでいきましょう。
初めての方の参加もお待ちしております。

日時  2018年6月18日(月) 13:30~15:00

参加費  会員 800円  ビジター 1,300円

場所 五十鈴塾右王舎

定員  30名

:lol: 『伊勢参宮名所図会』とは、

寛政9年(1797)に京都・大阪の版元から刊行された伊勢参宮の案内書で、数ある案内記や道中記の中で最も詳しい決定版ともいえるものです。
京の三条大橋を起点に、伊勢に向かうそれぞれの街道風景、宿場や名所
旧跡、また伊勢周辺部や伊勢神宮の祭祀・遷宮などが絵入りで紹介されています。
当時は案内書などによって伊勢の情報が全国に伝えられ、豊富な予備知識を蓄えて伊勢神宮に旅立ったようです。